すみかづくり

2017年の夏、大阪府交野市に無印良品の木の家を建てる夫婦の備忘録。

実印を買ってきた

実印を親にせがまなければいけないわけですが、その前の土曜日に父がやってる自営業的なことで未曽有の事件が起きており、なかなか言い出しづらいぜ…と思ったので、両親がいつも使っているらしいハンコ屋さんを聞いて、発注だけやって、あとからお金を請求しようと思い立ったのです。

 

で、仕事を少し早退して出向いたわけですけども、とってもボロ…年季の入ったハンコ屋さんでした。中にいたおいちゃんに実印と銀行印を作りたい旨を伝えて、あっでも懐かしのTVチャンピオンのハンコ選手権の写真がある…とか店内をきょろきょろしていたところ、素材をばばーっと出されたのです。

 

柘植13000円

黒水牛23000円

オランダ水牛60000円

象牙80000円

 

はち…!えっはち…?

 

 

両親には象牙で作れ、と言われていたのですが、ワタシには象牙と言い出すことができす、しばし悩んでいたところ、ハンコ屋さんが

『柘植が30年、黒水牛が60年、象牙は90年が使用の目安ですよ』

と言われ、なんだ象牙なんか最終死んでるやん!と思い堂々と発注しました。

『黒水牛でお願い…します…』(堂々?

 

そこでハッと気づいたのですが、前払いなのか後払いなのか!?前払いの場合カード切りたいけどこの店、カード決済できそうにないで!?アイェエェエェェとなって汗をダラダラかきながら尋ねました。

『すいません…お代は…?』

『前金入れてもらったら後でいいですよー』

よ…よかった…!そこでなけなしのお小遣いから20000円出しました。

 

それで、お店を出てすぐにもじゃ夫氏と妹に

象牙は無理だよおおおおおおおぉぉぉ

 象牙も買えないワタシに家なんか分不相応だよおおおおおおぉ』

と泣き言をLINEしつつ帰宅、すぐに父に電話で

『すみません、象牙は無理でした』

と告げたところ

『実印だけでも、象牙にしなさい』

『ハァッでも前金もいれて発注したのですが』

『変更してもらってこい』

へ…変更…ですか…!!

 

で、ハンコ屋さんに変更してくださいと電話したところ

象牙、高いですけど大丈夫…?』

と子供相手かのような心配をされ、

『ハイ!アノ!オトウサンガ!!ヘヘッ!ハライマスッ!!』

とバカ丸出しの返答をしてしまいました。

それを妹に告げたところ

『イヤ…そんな33歳にもなって…ダッセー…見たことない…』

となじられ、ますます凹みました。

 

そんな紆余曲折のあった実印なのですが、土曜日の無印良品の打ち合わせにはきっちり間に合ったのです。

しかも、なんとなく可愛い印鑑だったので、すっかり気に入りました。

まぁ、あんまり押す機会はないんでしょうけど。

 

Instagramより 

https://www.instagram.com/p/BL2ZyEXBPTr/

新しく作ったハンコの、『子』が赤ちゃんがばんざいしてるみたいでとても可愛い。

 

事前相談②

 

買える買えないは別として、土地のモデルができたので、無印良品の担当者の人に連絡をして、事前相談の予定をたてました。

それからすぐに、土地屋さんから2つあった土地のうち、1つが売約済になったと連絡が来てグヌーやっぱり望み薄かよ…と思ったのですが、気を取り直して、休日に都会へ出向きました。

 

ついてみるとなんと、間取り図が…!これが…我らのおうちの間取り図…!

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2F…スッカスカやぞ!

 

担当者さん

『測量図が入ったんでザクッとこんなもんかなーって作ってみたんですけど、

 2F…』

ですよねー要望何も言ってないですしねー!

 

それですぐさま、

・2Fにバス洗面台を置きたいこと

・1Fに土間がほしいこと

・軒のある側が一番木の家感があって気に入ってるので、

 玄関にそっちを持ってきたいこと

などの要望を伝えて、練り直していただきました。

ま、間取り作るなら伝えてたほうがよかったですよねスミマセン…。

 

それで仕上がったのがコチラ。

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 つ、次は!1Fがスッカスカやぞ!!!

(付箋は後日自分で貼ったもの)

とりあえず、中はガチャガチャですが、ベースこれで来週もっかい話してみましょうかーという話になりました。

 

あと、見積もりも提示されて、オプションや諸費用の中に不要の物があったので、削除してもらいました。 

 

担当者さん

『大体ここから大きな値段の変動はないと思われますんで、

 次の時にはローンの事前審査申し込んでみます。

 で、実印でなくても構わないので印鑑もってきてくださいますか?』

 

じ…じつ…実印…!(動揺

 

ワタシの実家では成人する息子娘に実印を持たす風習があるらしいのですが、ワタシの成人の時には親とめっちゃくちゃ仲が悪くてそれどころではなく、2つ下の妹も成人の時には親と大喧嘩をしていて大学卒業時に実印を授けられているのですが、ワタシはその当時にはもじゃ夫氏と結婚前提で付き合っていて、『苗字変わる可能性あるからまだいい』と断っていたため、

実印をもっていなかったのです。これは急だぞ…。

認め印でもいいよーと言われたものの、さすがに三文判ではなぁ、と思ったのです。

たんけんぼくのとち~突撃土地屋さん②~

さて、土地屋さんとは現地で待ち合わせしたのです。

前回は車で連れて行ってもらったのですが、今度は電車で移動することになりました。

現地にはほとんど距離が変わらない最寄駅が二つほどあるのですが、車で行ったときには片方のA駅だけを見に行ったので、今回はもう一方のB駅から行くことにしました。

 

A駅前はわりとショッピングするのにちょうどいいなぁという感じだったのですが、B駅から現地まで歩いたら、全く違った様子でした。

畑、住宅地、歩道のない道…oh...

ところどころスーパーもあるんですけど、まぁ…メインはA駅…かな…?という感じ。

しかし大阪市内に出るにはB駅のほうが早いというジレンマ…まぁこの辺は後から考え…る…(まだ土地買えるかわからんし

 

途中でごはん食べていこうぜーと言ってたのですが、割とギリギリになってしまったので、現地の近所のコンビニでおにぎりを買って、風景を眺めながら食べました。ほどよい田舎…(^ω^)

現地案内所に向かう途中、たぶん近所の人が集まって庭でバーベキューをやっていて、バーベキュー…ふむ…そういうのもあるのか…という気持ちになりました。

そういえば、実家が戸建てに引っ越すときにも、ご近所になる人たちとバーベキューしたなぁと思い出し、人嫌いな両親だと思っていたのですが、近所づきあいやってたんだべなぁ、と物思いにふけりました。

 

現地案内所で担当さんとお話したのですが、まず、ワタシたちが連絡したときには最後の1区画が空いてたのですが、そこが売れてしまったと言われました。

えっ現地来た意味とは…?!と思っていたら、全部埋まっているが、2区画が本決まりではないので、キャンセル待ちということなら…と。望みはあるんですかそれ。

 

まぁどうするかは置いといて、中身の話を進めました。

今現在は分譲地としては第3期になるのですが、今まで条件無しで建てた家はないとのこと。

しかしながら、建物分としての利益が建物代の2割を見込んでるということで、その全部とは言わないけれど、その利益の8割ぐらい上乗せさせてくださったら外さないこともない、と。

電卓をたたいたところ坪あたり4万円ぐらいの上乗せで、調べたよりもおおいやんかいさ(>_<)、あと予算より若干…高い…な…若干か…?と思ったんですが、何より土地の雰囲気がすきなので、ポシャるかもしれんけどとりあえずキャンセル待ちの申し込みをすることにしました。

アンケートのようなものを書いたのですが、家を建てようと思ったきっかけについては『建てたい家が見つかったから』と力強く、(無印以外の家は建てませんぞ!)という意思を込めて記入しておきました。

 

家を建てる時に一番悩ましいのは土地探しということはいろいろなところで見聞きしていたのですが、やっぱりすごい疲れ…る…。

今回お話した会社以外にも同じ分譲地を買い付けている会社があって、この話がダメだったらそちらにもアクションをしてみないといけないねぇ、ともじゃ夫氏と打ち合わせしながら帰りました。商談!ぽしゃれ!!!(呪呪呪

 

A駅から帰ったのですが、電車から田んぼが見えて、車から見たときにはまだ緑だったのに、少し黄色くなりつつあって、季節感がいいなぁとほっこりしました。

たんけんぼくのとち~突撃土地屋さん①~

さて、せっかく気に入った土地が見つかったのに建築条件付きの分譲地でがっかりしたわけですが、悶々と考えていたところ、閃いたのです。

 

建築条件があるなら

_人人人人人人人人人人_

> 外せばいいじゃない! <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

 

というわけで、さっそくみんな大好きネットサーフィンにて情報を収集してみました。

したら、まぁまぁ同じように考えた人はいるようで、各所で色んなアドバイスを発見。

 

総合すると、

・建築条件を無しにしてもらうことは可能

・ただし、不動産屋にもよるが、概ね1~3万円/坪上乗せされる(建物での見込み利益分)

・売れ残ると、建築条件無しでだしたりするよ。

とのこと。

 

1~3万円…ワタシたちが目を付けていたところは平均が47坪程度…プラス150万円…!

なかなか厳しいです。あと、売り出したのも今年の4月とかいうレベルでまだ半年。一般的な分譲地がどのくらいで売れ残りと判断されるかはわかりませんが、まだ早いような気もします。今行ったら足元見られそう…とまたしばし悶々。

しかしながら、もしかして資料取り寄せしたらもう売却済のとことか教えてもらえるかも!と思いたったので、資料請求してみることにしました。

 

うちでは家の関連のことはすべてもじゃ夫氏が表立ってやることになっていますので、もじゃ夫氏の名を騙って請求したのですが、仕事中のもじゃ夫氏のところにすぐに業者からの折り返し電話がかかってきたのです。

 

もじゃ『業者から連絡あったで』

あくた『えっすまん邪魔したやで』

もじゃ『いろいろ聞かれたから、条件無くしてほしい話したやで』

あくた『(ギョギョーッ!!いうてしもた!!)

     な、なにか言ってたあるか…?』

もじゃ『そのままの値段では…いうてはったから、

    ●●円までしか出せませんいうた』

あくた『(ギョギョギョギョー!!手の内丸出しでござる!!!)

    ほ、ほんでなんか言うてた??』

もじゃ『とりあえず一度現地で会って話ましょかーって』

 

ワタシの想像をはるかに超える速度で…物事が進んでしまったようだ…っ!!でも一応、話を聞いてくれるのがわかったので、とりあえず資料が届くのを待ちました。

前回のケ●ンの店ぐらい手こずったらどうしましょうと思っていたのですが、最短ぐらいで手元に資料は届いたんですが、それもまたホームページ以上のことは載ってなくて少しがっくり…これはもう直接交渉しかありませんです…。

 

業者に会いに行く前に、周辺の公示地価や、売却している土地情報などから、およその土地の値段に見当をつけてみたところ、もじゃ夫氏が口にした値段でまぁ交渉できるのではないかという感じだったので、とりあえず話してみようと思い、その翌週の週末に現地に行くという連絡を業者さんにいれてもらいました。